現場から始まる事

仕事・経営・独立

おはようございます。
今日も連続の曇天の朝です。昨日は日中、夏の暑さが戻ってきました。
ですが、何となく去年に比べると、若干優しい暑さの夏に感じます。

昨日は、仕事をいただいている元請けさんの方で、リフォーム用の建具の発注のお手伝いでした。

担当の方がまだ業界に詳しくないようで、教えてあげるような形での寸法確認です。
大工さんと担当者さん、私と3人で、一か所ずつ確認して廻りました。これで発注ができそうです。

最初のうちは、誰でも分からないことだらけですから大変ですが、がんばってほしいです。

一か所ずつ、現場で確認していく。地味な作業ですが、全てはここから始まります。


誰でも最初は分からない。そして、経験を積んだ人でも、思い通りにいかないことがある。
そんなことを考えていて、一人の建築家のことを思い出しました。

アメリカ近代建築の巨匠、フランク・ロイド・ライト。落水荘や、日本との関わりでも有名な人です。

彼は生涯で1191もの作品を設計し、実現したのは460。92歳で亡くなるまで、約72年間も現役の建築家でした。

面白いのは、日本との関わりです。
1913年に訪日し、帝国ホテルの新館を設計しました。しかし大幅な予算オーバーと工期の遅れから経営陣と衝突し、完成を見ることなく日本を去っています。工事は弟子の遠藤新が引き継ぎ、1923年に竣工しました。

あれほどの巨匠でも、予算と工期でもめて、最後は人に託したわけです。

そして、日本で見た地形や風景、植物との出会いが想像力を刺激し、後の代表作「落水荘」に結実したと言われています。

うまくいかなかった経験も、次の何かに繋がっていく。
巨匠であっても、始まりはやはり現場だったのだと思います。


今日も現調と現場打ち合わせ、見積等。
一つ一つ噛みしめながらやっていきます。

今日の六曜は仏滅(ぶつめつ)。
静かに過ごすのに向いた日。
新しいことを始めるより、抱えている案件を丁寧に片付けるのに向いていそうです。
見返しながら進めていきます。

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