今日も現場で
今日は久しぶりの快晴です。
朝はそれほど暑くもなく、気持ちの良いスタートになりました。
そして、そんな日にかぎって事務仕事の一日です。
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正直に書くと、今日は書くことがありません。
事件も起きず、トラブルの電話も鳴らず、見積りと段取りを淡々と進めるだけの日。
ブログのネタとしては、まったく面白くない一日です。
ただ、この仕事を続けていると、だんだん分かってきたことがあります。
何も起きない日は、いい日だということです。
現場で何かが起きるときは、たいてい何かが抜けています。
材料が届かない。寸法が違う。段取りが噛み合っていない。
逆に、何も起きない日というのは、どこかで誰かが先回りして手を打っている日です。
自分で打っていることもあれば、職人さんや問屋さんが黙って動いてくれていることもあります。
つまり、書くことがない日というのは、本当は一番ありがたい日なのだと思います。
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安くして危うきを忘れず、存して亡ぶるを忘れず、治まりて乱るるを忘れず
『易経』繋辞下伝
「治に居て乱を忘れず」という言い方で知られる言葉の、もとになった一節です。
うまくいっているときほど、うまくいかなくなるときのことを忘れるな、という意味です。
穏やかな日に何をしておくか。
たぶん、そこで次の現場の荒れ方が決まります。
今日やっている見積りも、段取りも、発注も、全部それです。
何も起きない明日を、今日のうちに作っている。
そう思えば、事務仕事の日も悪くありません。
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今日の六曜は大安(たいあん)。
天気と同じで、穏やかな最良の日です。
そして今日は一粒万倍日でもあります。
一粒の籾が万倍になる日。何かを始めたり、種をまいたりするのに良い日とされています。
見積りを出すというのは、まさに種まきの仕事です。
今日まいたものが、いつか現場になる。
明日は、現場を回る日にしたいと思います。
いつか、誰かの役に立ちますように。


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