今日も現場で
先日、以前に現調へ伺わせていただいたお客様のところへ、元請けさん、大工さんと一緒に工事に入りました。
大きな工事ではありません。
以前このブログにも書いた話と同じで、フローリングのベニヤ部分が接着剤の劣化でふかふかになってしまった箇所。そこに点検口を取り付けて補強する工事と、動かなくなった襖の調整です。
(床がふかふかになる仕組みは、こちらに詳しく書いています → 床がフカフカする原因は、根太か下地材か)
点検口の取り付けには苦戦しましたが、昼一で何とか取り付け完了。
既存の床をそのまま使うので、傷めないように、とても気を使う作業でした。
既存のフローリングも補強して、お客様にも了解をいただき、これで一つ終了です。
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その後は、建具の襖の調整。
カンナで建具を削っていく作業です。
今回手伝っていただいた大工さんは、私の父親と同い年。
お付き合いはもう20年ほどになります。いろいろなことを教えていただいた方です。
今も現役で、こうして助けていただいている超人です。
何とか動くようになるまで削って、調整して、無事に終了。
さすが、熟年の業です。


千日の稽古を鍛とし、万日の稽古を練とす
宮本武蔵『五輪書』水之巻
千日、およそ3年の稽古でようやく「鍛」。
万日、およそ27年でようやく「練」だと、武蔵は書いています。
カンナで一枚の襖を、動くようにする。
文字にすればそれだけのことですが、そこに何十年分が入っているのを、横で見ていると感じます。
私はまだ、練の入り口です。
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工事のあとは、せっかくなので長谷寺を一回りしてきました。
初めて行きましたが、素晴らしい寺社建築と、大きな観音様に圧巻でした。
ご本尊の十一面観音は高さ9.18メートル。木造の仏像としては日本でも最大級だそうです。
創建は736年と伝えられていますから、1300年近く続いている場所ということになります。



観音様は撮影禁止でしたので写真は載せられませんが、ぜひ一度ご覧いただく価値はあると思います。

入場料は400円。これで、この満足度です。
木を組んで、削って、直して、次に渡していく。
先日の襖のカンナも、目の前のこのお寺も、同じ流れの中にあるのだと思うと、なんだか不思議な気持ちになりました。
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今日の六曜は大安(たいあん)。
六曜で最も吉とされる日。何をするにも良い日です。
十二直も「満(みつ)」で、こちらは建築に吉とされる日でした。
そして今日は、先日の大工さんも含めた仕事仲間で、定期的に行っているゴルフの日。
大安に、この面々で回れるなら上等です。楽しんできます。
いつか、誰かの役に立ちますように。


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